ペレット方式、クレーン、コンクリートの新しい3Dプリンターが登場!

 3Dプリンターは、試作や部品・製品の造形など様々な用途で活用されていますが、近年はアートや建築・建設領域での利用が始まっております。また、SDGsに向けた取組みの一環としてマテリアルリサイクルをする企業が増えており、その中でサステナブルな製品の開発、研究、材料開発、アート、家具などの製造が簡単に行えるペレット方式3Dプリンターが登場し、注目を集めています。さらに、コンクリートやセメントといった素材を使用したり、大型のクレーンでの造形が可能になったことで、土木や建築、建設現場でも3Dプリンターが活用され始めています。

 こうした3Dプリンターを活用し、人手不足の解消や、属人的だった工程のDX化による時間短縮、材料費の削減等の課題を解決するため、多くの企業が導入を始めています。 このように、さらに利用が拡大している注目の3Dプリンターシリーズ(ペレット方式、クレーン、コンクリート)4種類をご紹介いたします。

 

■ ペレット方式(FGF)3Dプリンター「4070 HDP」と「3MT HDP」

 4070 HDPと3MT HDPは、ペレットから直接3Dプリントが可能な3Dプリンターです。これら3Dプリンターは、PLAやABS、PPからはもちろん、食品パッケージのリサイクル素材、海洋プラスチックごみや漁網などからリサイクル製品を造形した実績があります。

 2050年には、魚よりも海洋プラスチックごみが増えるといわれている今、海外では、靴や家具、衣類、クレジットカードなどに海洋プラスチックを活用したものづくりが進んでいます。すでに日本でも海洋プラスチックごみを再利用した買い物かごや、文房具など、リサイクル製品が開発されており、マテリアルリサイクルやSDGsの取り組みに最適です。またペレットから直接造形できるため、複数の素材をかけわせるような研究、材料開発も得意としています。

・製品ページ:https://www.3dpc.co.jp/products/wasp

左)4070 HDP | 右)3MT HDP

■ クレーン3Dプリンター「Crane WASP」

 Crane WASPは、コンクリートやセメント、天然素材を材料とし、住宅や宿泊施設、お店など様々な建築物を造形します。直径6.30メートル、高さ3メートルの単一モジュールを組み合わせることで、建築物の形状や目的にあわせて造形面積を拡大することが可能です。海外では、3Dプリンターを用いた住宅や橋などの建築実績が増えており、日本でも3Dプリンターを活用した建築が注目され始めています。

■ コンクリート3Dプリンター「Delta WASP 3MT CONCRETE」

 Delta WASP 3MT CONCRETEは、コンクリートをはじめ、磁器、セメントモルタル、粘土、天然繊維、粘土ベースの混合物といった様々な材料が使用可能です。1m x 1mの広い造形面積で、カーブやくぼみ等を再現できる高い設計自由度があり、24時間365日稼働することができるため生産性の向上が期待できます。土木や教育・大学、アートの造形などに最適です。  

■3Dプリンター・3Dプリント技術に関しては3DPCへ

3DPCでは、金属・樹脂合わせて10種類以上の3Dプリンターを取り扱っており、知見や経験が豊富な社員のもと、設計・開発から、製造、後加工、品質管理まで一貫したサービスを提供しています。また機器のご紹介も行っており、ご購入後は、1日~2日間のトレーニング、修理、メンテナンスのサポートを実施しております。具体的なイメージが持てるように、工場見学を随時開催しています。実際に3Dプリンターや造形品を見て触ることができるので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。

・お問い合わせ:info@3dpc.co.jp | 0120-987-742

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