3DPCのSDGsへの取り組み

 

事例1:海洋プラスチックのリサイクル

 NTT Docomo社は海洋プラスチックゴミ問題を訴える取り組みとして、沖縄の海岸に打ち上げられたペットボトル(海洋プラスチックゴミ)を回収し、材料をリサイクルして、3Dプリントによってスマートフォンケースに再生するプロジェクトを実施しました。

 3DPCは回収された海洋プラスチックゴミを受け取り、3Dプリント用材料へのリサイクル・3Dプリントによるスマートフォンケースの製造、スマートフォンケースの塗装をワンストップサービスとして提供し、NTT社の求める製品製造ソリューションを提供しました。

https://3710lab.com/2429

事例2:CFRP・GFRPのリサイクル、3Dプリント材料化

 大手化学メーカーからの依頼を受け、元々3Dプリント用に開発されていなかった熱可塑性FRP材料をペレットで提供していただき、ペレット材料のリサイクルと3Dプリント用材料の開発を実施しました。

 3Dプリント用材料の実用性評価のための3Dプリント試験をサービスの一貫として提供しており、3Dプリント可能な材料としてリサイクルプロセスの開発結果を報告しています。

3DPCでは、従来リサイクルが難しいと言われていた。CFRPやGFRPなどのFRP材料の3Dプリント材料化リサイクルに成功しており、化学工業日報誌にて記事を掲載していただいております。

ニュース記事

事例3:コンシューマ向け製品プロバイダーの未使用在庫のリサイクル

大手コンシューマ向け製品プロバイダーが抱える未使用在庫の課題をリサイクル3Dプリントで解決するソリューションを提供しています。

 大手コンシューマ向け製品プロバイダーは常に未使用在庫の問題に悩まされています。未使用在庫とは、製造ロットごとに売り切れずに残った在庫品です。

 未使用在庫はリサイクルの観点からは、洗浄が不要なリサイクル素材である一方、供給が不安定であることから、決まった製品のサプライチェーンに組み込むことができませんでした。3Dプリントリサイクルは、入力するデータを変換するだけで、金型などの再設計なしに同一設備のまま様々な形状のパーツを製造することができます。そのため、オンデマンド製造が可能であり、近い未来に向けた開発として、未使用在庫を使用したリサイクルと3Dプリント材料化及び実用的な製品の3Dプリント製造を実施しました。

 約50㎏の材料から30点の製品をリサイクル製造しました。このプロジェクトは進行中で、今後は大型化や量産化に向けた開発を実施していく予定です。

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