鋳造工程を含む3D運用法

鋳造工程を含む3Dプリント運用法


3Dプリントのもたらす利点


製造工程を短縮

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 シルバーや金、パラジウム合金で直接鋳造のできる液体樹脂を使って3Dプリントをすれば、今まで原型を作ってから型採りをしていた手間が省け、いきなり3D造形から鋳造品を手にすることができます。

 プロの原型師が手作業で1週間掛かるような複雑なデザインでも、3D光造形ならダイレクトキャストが可能な試作品が数時間で形になります。デザイナーが3DCADを使用できる場合には、さらに形状に関する打合せの手間も省けるため様々なパターンのモデルを効率的に具現化し、比較検討することが可能になります。

リスクの少ない経営

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 貴金属を扱うジュエリーや歯科技工の分野では、製品に仕上げた後でサイズや質感が顧客の要望に合わずやり直しになるのがリスクとして挙げられます。3Dプリントした試作品を、鋳造前に実際にお客さんに確認してもらうことでこのようなリスクは大幅に削減することができます。また、ジュエリーなどの主観的な好みが影響する製品では、3CADの時点でレンダリングをかけたデータを見せることで、顧客に仕上がりをよりイメージし易くすることができます。特に統一の規格ではなくカスタマイズで受注する企業では、高価な貴金属の在庫をサイズや型毎に持つこと無く運営することも可能になります。

新デザインに挑戦

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 切削技術が「引き算」の手法であるのに対し、3Dプリント技術は「足し算」の手法と言えます。足し算でしかできない構造やデザインを追求すれば、今まで実現不可能だった美しさや機能性を持った商品を開発することも可能です。

 完璧にフィットし軽量で負担にならないパーシャルデンチャーや、生成的デザインによる見たこともないようなジュエリーも製作することができるでしょう。様々な技術革新が日々起こっている3Dプリント市場では、新しいデザインコンセプトや新ビジネスのヒントとなる情報が沢山あります。柔軟な視点で「こんなこともできるかな」と考え始めるのが第一歩です。


活用に必要な項目


ビジネスプラン

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 最初に光造形を利用してどのような結果を得たいのか目標を定めましょう。「3Dプリントのもたらす利点」に上げた3点の内一つでも関係していれば、方向性はおそらく間違いないでしょう。

 鋳造工程を含む光造形技術の利用は20年以上も前から実用されていますが、2014年の技術特許を皮切りに年間多くの光造形機が参入しています。マシンの価格だけでなく、造形速度、精度、扱いやすさ、直接鋳造性と考慮するべきパラメーター多くが存在し、最適な3Dプリンターを選ぶのが案外難しいものこの分野です。「3Dプリンターで何をしたいか」をしっかりと把握、イメージすることが大事です。

最適なツールの導入

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 最適な光造形3Dプリンターを決めるときに自分で把握しておくべき項目は大まかに3点です(この分野に置いて精度は言うまでもなく必要なので割愛します)。
・予算
・造形スピード
・造形サイズ

 これでは中々絞り切れないので上記に加えて
・社員のレベルに合っているか(設定等の扱いが簡単な方がよいか)

 更に日本の3Dプリント市場の傾向について言えば
・過去2年以内に発売が開始されたものか
・購入後のアフターメンテナンスはあるか

 についても確認することをおすすめします。3D造形市場は年間550台以上もの3Dプリンターが参入し、日々技術革新が進んでいます。そのような中で発売開始が2年以上も前のマシンを進められたら、間違いなく 1.価格が非常に高い 2.現行マシンより劣っている のどちからもしくは両方の可能性が高いので注意が必要です。

ノウハウの蓄積

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3Dプリントというツールがあっても、使用する側にスキルやノウハウな無ければ、その潜在能力を最大限に引き出すことはできません。3Dモデルの作製能力においても、切削用の3Dモデリング、3Dプリント用のモデリングは考え方が全く異なります。

造形作業においても、サポートの付け方、配置の仕方、最適な造形ピッチなど実際に触れて初めて理解に至る細かなノウハウが沢山あります。

おすすめのビジネス用光造形3Dプリンター

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光造形によくある質問

2013年に光造形機に関する特許が失効したため、多くの3Dプリンターメーカーがその波に乗じて価格の低いSLAマシンを発表することとなりました。

もう既に特許は失効しているので、技術に関してはこれから格段に価格が下がることはございません。安くなるとすれば、使用する部品の質を下げたり、研究・開発費、サポート費を抑えたクオリティの低いローバジェット系のマシンが市場に増えてくるでしょう。

全てのマシンに良し悪しがございます。自分の目的に合ったマシンを選ばないとどんなに高いマシンでも使い物になりませんし、逆に自分に合ったマシンであれば格安なものでも大いにアドバンテージを得ることができます。
一番注意したいタイプのマシンは、高価なのにすぐに故障しサポートも悪いものですね。

光の当て方が違います。B9 CreatorやエンヴィジョンテックといったDLPでは映画がスクリーンに映しだされるような感じで造型が進んでいくのに対し、Form2やDWSのようなガルボ式ではレーザーポインターで一点ずつ描いていきます。「面」と「点」の違いです

分かりやすく、実際の指輪の造型過程で出る違いの例を見ますと
DLPは1つの造型で3時間、10個の造型でも3時間でできますが、カルボレーザーでは1つの造型で3時間、10個の造型なら30時間掛かります。

また、ガルボレーザー式ではレーザーのポイントよりも小さい造型は具現化できません。よくジュエリー業界の方に質問されるマシンとしてForm2がありますが、Form2のレーザーポイント経は140μ(0.14mm)なので30μ以下の世界で勝負をしている方には向いていないことが分かります。

DLPは複数同時に造型し、さらに30μ以上の精度が必要とされる仕事に向いています。ガルボは単体の造型で15cmほどのフィギアなど大きめ、もしくは140μの精度でよしとされる造型に向いています。

どちらが甲乙ということではなく、やはり自分の用途目的に合ったマシンを選ぶことが大切です。

新発売のマシンにはどんな価格帯のものでも再現性・信頼性の面でリスクが伴います。B9 Creatorのキャスタブルレジンは宝飾業界、歯科業界で圧倒的支持を得ています。そのため新規に参入してきた多くの光造形機がレジンの開発費を削減するため本体を半分オープンソースにしB9のレジンを使用できるような設計をしています。

現在3Dプリント業界では年間550台もの3Dプリンターが市場に現れます。その中で資本を持つメーカーはマシンの性能に関わらずマーケティングに尽力しますし、またチームが全員エンジニアのようなメーカーはどんなにマシンが良くても宣伝が弱くひと目につくことがありません。
その中で3年以上に渡り試験を重ね、改良し、確固たる地位を築いていくマシンはほんの一握りに過ぎず、新発売のマシンにはそれなりのリスクが伴います。

Autodeskといった3Dプリント業界の重鎮のような企業がスポンサーでついているような場合を除き、新規参入のマシンは全てリスクがあると了解して購入する必要があります。

無料サンプル、見学のご案内

「実際にマシンが稼働している所が見たい、ソフトウェアを操作してみたい。」
見学、デモンストレーションの希望はお気軽にお問い合わせください。

Email: info@dddjapan.com
Tel: 055-207-3664

B9 Creator商品詳細ページ

光造形機の導入をご検討されている方であれば無料で造型差し上げます。

大型のサンプルは着払いとなってしまいますが、定形郵便でお送りできるものは送料無料でお届けいたします。

<データのチェック事項>
・拡張子は「.stl」
・サポートなどは付けずに
・データは1つずつ分けた状態で

<データ受信者>
info@dddjapan.com デヴォア 宛

<メモ>
・サンプル造形希望
・サンプルの郵送先
・個数などの指定

<データの受付>
受付が完了しましたらメールにてご連絡差し上げます。

B9Creator V1.2HD3D Systems Projet 1200Asiga Freeform Pico 2Solidscape MAX2Digital Wax 008JFormLabs Form 2
Maximum Build Envelope104x75x203 mm43x27x150 mm51x32x75 mm152x152x101 mm65x65x90 mm145x145x175 mm
XY Resolution (finest)20 micron56 micron39 micron10 micron50 micron140 micron
Accepts 3rd Party ResinsYesNoYesNoYesNo
1kg of Manufacturer's Castable Resin¥21,400¥135,700¥40,000¥79,000¥73,500¥29,800
Time to Print 5 Castable Models4 hours6 hours5 hours15 hours8 hours8 hours
Machine Cost¥18,600/Month or ¥780000¥700,000¥1,355,800¥6,300,000¥2,900,000¥549,800