3Dプリンティングが宇宙を身近なものに

3Dプリンティングが宇宙を身近なものに

民間の宇宙企業がニュースで話題になっていますね。ロケットの打ち上げ、宇宙旅行計画など、よく耳にするようになりました。

ロケット打ち上げの開発を進めるスタートアップやベンチャー企業は、目標を実現するために、どのうようにしてロケットやエンジンの製造を効率化できるかを考えています。その鍵となるのが3Dプリンティングです。

 

3Dプリンティングを戦略的に導入

Fabbalooの記事で紹介されている宇宙企業も、ロケットに関する製造に3Dプリンティングを取り入れ、効果を出してきています。

 

Space Xは、再利用可能なロケットエンジンを開発することで、宇宙旅行の費用削減を目指しています。

2014年に打ち上げに成功したFalcon 9のバルブ は、3Dプリントされたもので、強度、展延性が改善されたとのことです。従来の製造方法だと何カ月も掛かるところが、3Dプリントでは2日しか掛からなかったといいます。

 

Gilmour Space Technologiesは、2016年にロケット用の3Dプリント燃料の試験に成功しました。3Dプリントを利用することで燃料の製造のコストが削減し、小さな打ち上げでも1500万USドル掛かっていたものが、今では500万USドルだそうです。

 

Relativity Spaceはカリフォルニアのスタートアップ企業で、3Dプリントでロボットを製造・自動化する工場を計画しています。 

Fabbalooによれば、Relativity Spaceがカスタムの大型金属3Dプリンター「Stargate」で製造したロケットエンジン「AEON 1」は、以前は5,600パーツで製造されていたのが、たったの3パーツで製造可能になったとのこと。

さらには、予想よりも5倍の速さでロケットの製造が可能になり、たった60日でロケットの製造から打ち上げまでが可能になるそうです。

Relativity Aeon Engine Epic from Relativity on Vimeo.

動画の最後に登場するロボットアームが、カスタム3Dプリンター「Stargate」。

 

これらの企業は、3Dプリンティングをプロトタイプに使用するのではなく、実際の商業用に利用しています。

3Dプリンティングを前提とした設計は軽量化につながりますし、ロケットエンジン等のパーツ数が減れば、その組立てに掛かる時間や費用が削減できます。これにより、宇宙企業は確実に目標実現に近づいており、私たちにとっても宇宙が身近なものになってきています。

 

出典元:https://www.fabbaloo.com/blog/2019/1/2/space-launch-firms-utilize-3d-printing-for-stellar-results

https://www.fabbaloo.com/blog/2019/1/16/how-to-3d-print-a-rocket-no-for-real

 

宇宙建造物と3Dプリント

日本でも宇宙企業は3Dプリンティングに注目しています。

株式会社OUTSENSEは宇宙建築のスタートアップで、宇宙に人が住める建造物をつくることを目指しています。

そのOUTSENSEよりゲストをお招きし、2019年1月30日(水)に渋谷にて「宇宙建造物と3Dプリント」をテーマにイベントを開催いたします!

交流会の時間もありますので、一緒に3Dプリンティングについて熱く語りましょう!

参加無料イベント「3D Printing特区」

詳細:https://www.3dpc.co.jp/blog/3d-printing-tokku-20190130

お申込み:https://goo.gl/forms/OjSf0Clv4qFerRJ23

 

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