新世代3DCADソフト「nTopology」でシボ加工が数分で可能に!

新世代3DCADソフト「nTopology」でシボ加工が数分で可能に!

当社は今年6月に、nTopology社の「nTop Platform」という3D CADエンジニアリングソフトウェアのライセンス販売、ならびに「nTop Platform」を用いた「DFAM™(ディーファム)」サービスを開始いたしました。

今回は、そのnTop Platformと3Dプリントを用いて、自動車のあるパーツのシボ加工を行った事例を紹介いたします。



▼「nTop Platform」とは

nTopology nTop Platform

 3Dプリンティングは、試作技術だけでなく製造技術としても多く導入されるようになってきています。何かのパーツの製造を3Dプリンティングで行うには、パーツの最終デザインをデジタル化する必要があります。

 しかし従来の3D CADソフトウェアには、大きな問題点がありました。

 デザインしたパーツのモデルの変更のために複数のチームが関わっていた作業のやり直しが必要になったり、同じような設計工程であっても別のパーツをデザインする際にはエンジニアが手動で同じ工程を繰り返さなければならないということが多く発生していました。新しいパーツの設計要求があるたびに、熟練したエンジニアが既に行ったあるいは熟練度が要求されない設計工程を繰り返すという非効率な作業が必要だったのです。


 nTopology社の「nTop Platform」は、この問題点を解決する新しい3Dエンジニアリングソフトウェアです。nTop Platformを使えば、これまでCADで手動で繰り返していた作業を、保存して自動化することができます。従来の3D CADソフトウェアでは、少しのモデル変更や類似の設計工程の別のパーツのデザインの際にも、熟練した3D CADデザイナーの力が必要でした。一方、nTop Platformでは、熟練者の設計工程をnTopワークフローとして保存し、簡単に流用することができます。また、nTop Platformではデザインやシミュレーション、製造データといった様々なエンジニアリングデータを管理することができるため、複数のエンジニアによるチーム共同作業や意思決定者による確認の際の情報共有など、設計のワークフローの効率化を図ることができます。




▼今回の事例:自動車のある部品のシボ加工

 シボ加工とは、プラスチックや金属などの表面に、皮革調や木目調、梨地、幾何学模様などの凹凸の模様をつける加工です。

 今回は、自動車のあるパーツのシボ加工を、nTop Platformと3Dプリントを活用して製作した事例をご紹介します。

 

nTopology nTop Platform

 

▼従来のシボ加工/nTop Platformと3Dプリントでの製作の違い

 従来のシボ加工では、まずシボ加工の鋳型やプレス型を作り、それを実際の製品に転写して成型するという工程で作られていました。1回の転写で完成となる場合もありますが、細かく複雑な模様だと、型を変えながら転写を複数回にわたって行う必要もありました。このようなシボ加工の成型方法だと1回に何十万円もかかってしまいますが、3Dプリントならより低コスト化が実現できます。


 3Dプリントでこのシボ加工を施す際には、まず3D CADソフトウェアでシボ加工の模様データをパーツに印刷できるように設計をする必要があります。これまでの3Dソフトウェアではパーツの形が変われば、その都度シボ加工のデータも作成しなおす必要がありましたが、nTop Platformを使うと、作成しておいた特定のシボ加工のデータを流用し、加工を施すパーツの選択した曲面に適用するだけで済みます。従来のCADソフトウェアでは1日かかるものがnTop Platformを使えば数分に、大幅に設計時間が短縮されます。あとは3Dプリンターによってシボ加工がプリントされてくるのを待つだけです。

 

 当社で行った実際の作業工程を以下の動画でご覧ください。


※ローディング時間のみ早送りしております。
※「3D Printing Corporation」はDDDJapan.comの運営会社です。

 

 従来と比べ、シボ加工にかかる手間、時間、費用が大幅に削減できるようになりました。

  

 下記画像は、nTop Platformでシボ加工を行い、実際に3Dプリントしたパーツの例です。

nTopology nTop Platform シボ加工

 

▼nTop Platformの強み

 nTop Platformの利点は、一度できたプログラムを繰り返し使用できることです。

 これまでは、PC計算速度依存で人間が単純作業を繰り返し行わなければならなかったものを、nTop Platformで自動化することができます。これにより、3D CADデザイナーの作業が大幅に効率化できます。


 当社では、3D CADエンジニアリングソフトウェア「nTop Platform」のライセンス販売だけでなく、3Dプリント専用設計「DFAM™」の支援・代行サービスも行っております。ご興味を持っていただけましたら、お気軽にお問い合わせください

 

▼nTop Platformウェビナーのお知らせ<終了>

nTopology nTop Platform ウェビナー

※本ウェビナーは終了しました。

 

DDDJapan.comの運営会社3D Printing CorporationのCTOによる無料ウェビナーを開催いたします。

ライブでのnTop Platformのデモ実演も行いますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

 

無料ウェビナー『3D設計を効率化!新世代3DCADソフト「nTopology」とは?

【開催詳細】

  • 日時:2020年 8月27日(木)15:00- 16:00
  • 場所: オンライン(Zoomを使用したウェビナーとなります)
  • 主催:㈱3D Printing Corporation
  • 参加費:無料
  • 講師:3DPC CTO 古賀 & ラボアシスタント

★詳細・参加登録はこちら:https://www.3dpc.co.jp/blog/tokkuweb-ntopology-2008

 

次の記事 Formlabs「Form 3L」のご注文受付中!【先行予約キャンペーンあり】
前の記事 夏季休業のお知らせ