
3DPC「Markforged Mark Twoマニュアル」:成形手順 - Eiger上での設定 Part 3
DDDJapan.comの運営会社である、株式会社3D Printing Corporationが執筆した「Markforged Mark Twoマニュアル」から一部抜粋した情報の連載です。
※本記事の掲載内容は本ブログ記事公開時のものです。最新版のご注文はこちら。
II. 成形手順
II.b. Eiger上での設定
II.b.v. キューを利用したデータ格納
2016年2月ごろのアップデートでプリントデータをMark Twoに複数格納できるようになりました.その機能はQueueと呼びます.Eiger上でQueueにプリントデータを保存すると,Mark Two本体のストレージにデータ保存され,Mark Twoのタッチパネルの操作で順番にQueueのデータを3Dプリ ントすることができます.
このシステムの実装により複数のデータを1度まとめてプリントしたい場合に,EigerとMark Twoとの間を行き来しないでよくなりました.ただし,別々のデータを一度に印刷すること自体はprint画面で実行できるので,これを用いるのは,一度で印刷しきれない設置面積をもつ場 合や時間を分けて印刷したい場合に限られます.
Queueを利用したプリント手順を以下に示します.
(2017年5月のアップデートで通常のprintのプロセスと同じようにQueueに追加できるようにな りました.)
1. Queueに転送したいデータをEiger上で選択
2. 各種設定を確認後Printボタンを押しPrinting Settingsの画面を開く
4. Queueに送りたい印刷データを選択しPrintをクリックする
5. Add to Queueをクリック
6. Mark TwoのディスプレイでQueueにデータ格納されたことを確認する

図 II.27 プリント設定ページでプリントボタンを押すとAdd to Queueできる(2017/5)

II.b.vi. 同じデータの再印刷
1.プリンタ本体のストレージを利用する
2. Eigerに保存されている履歴を利用する

・・・この続きは、次回ブログに連載予定です。
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