
【Sinterit】 コンパクトなSLS方式3Dプリンター、教育現場での活躍
世界の大学や教育機関が積極的に取り入れている3Dプリンティング。
シンプルで安価な3Dプリンターから複雑で大型な3Dプリンターまで、造形方法も様々な3Dプリンターが教育、そして研究開発で活用されています。
その中でもSLS方式(粉末焼結積層造形、Selective Laser Sintering)3Dプリンターは 形状の自由度が高く、パーツの内部だろうと外部だろうと、どんなに複雑な形状でも3Dプリントできるため、教育機関のニーズに応えています。
SLS方式3Dプリンターの中には、大型やデスクトップ型などがあり、サイズや特徴も様々です。
大型プリンターのメリットは何より一度で大きなパーツを3Dプリントできること。デメリットは、高額であること、キャリブレーションが難しいこと、そしてオペレータの特別なトレーニングが必要であることです。また、多量の材料を必要とする大型プリンターで小さなパーツをプリントしようとすると、コストが高くなってしまいます。
一方、卓上型の小さめのSLS方式3Dプリンターはどうでしょうか?そこで、大型SLS方式3Dプリンターと、デスクトップサイズのSinteritのSLS方式3Dプリンターと比べてみました。
卓上型SLS方式3Dプリンターのメリット
・キャリブレーションが簡単
大型3Dプリンターのシステムでは、ガルボレーザー・ステアリングシステムを用いているため、輸送の際にキャリブレーションが狂ってしまうのが欠点です。
一方、Sinteritの3Dプリンターはガントリーシステムを用いているため、事前のキャリブレーションが可能で、輸送後であってもプリンター調整に多くの時間を割く必要がありません。
・少量の材料で経済的
Sinteritの3Dプリンターでは1、2リットルの量の材料からでも3Dプリントできることもメリットの一つです。
異なる造形物をいくつもプリントしたり、多くの学生が頻繁に使ったりする大学では、3Dプリンティングのコストを抑えることができます。
・材料の変更が簡単
融点は材料によって異なります。そのため、前回使用した材料の粉末がプリンター内に残らないように、丁寧にプリンターを清掃することが大切となってきます。
小さなプリンターであれば比較的簡単に清掃できるので、異なる材料での3Dプリントを次々と効率よく行えます。
・学生も扱いやすい
複雑な大型3Dプリンターに比べ、Sinteritはユーザーフレンドリーで扱いやすく、簡単なトレーニングを受ければ使えるようになります。学生もプロレベルの3Dプリンティングを行って研究できるので、そこから生まれる開発の可能性は広がるでしょう。
SLS方式による造形のメリットはもちろん、コンパクトであることから多くのメリットを持ったSinteritの3Dプリンター。教育機関だけでなく様々な環境での活躍が期待されます。
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出典元:
https://www.sinterit.com/universities-need-small-sls-3d-printers-comparison-with-big-sls/