金属3Dプリンティングのよくある質問

金属3Dプリンティングのよくある質問

3Dプリンティング業界でも特に注目されている金属3Dプリンティング。

自動車産業や航空宇宙産業を中心に製造業に取り入れられており、DDDJapan.comにも金属3Dプリンティングに関するご質問やご相談をよくいただいております。

 

特に、Markforged社の金属3Dプリンター「Metal X」は、独自の技術ADAM(Atomic Diffusion Additive Manufacturing: 原子拡散積層造形法)を使用しており、話題を呼んでいます。

従来の金属3Dプリンターの1/10のコストで造形ができるMetal Xは、私たちも、日本の製造業に変革をもたらす3Dプリンターだと確信しています。

 

そのMarkforged社が、ブログにて金属3Dプリンティングに関するよくある質問に対して答えています。とても参考になるのでこちらでもご紹介いたします。

 

Markforged Metal X

 

焼結プロセスにもサポートは必要ですか?

Markforgedのソフトウェア「Eiger」は、自動的にサポートの必要な箇所を判断します。プリントベッドに対して平行である表面は、プリントおよび焼結プロセス中の中だるみを防ぐためにサポートが必要です。また、焼結時はオーバーハング等の形状が倒れないようにするため、サポートが大切となります。

なお、Metal Xは2つのノズルでプリントします。1つは金属材料用、もう一つはサポートリリースレイヤー用です。セラミックの薄いサポートリリースレイヤーが、パーツとサポートの間にプリントされることで、焼結後に手や木づちなどで簡単にサポートを取り外すことができます。

 

パーツはプリント・洗浄・焼結時すべて同じ向きで行うべきですか?

通常、プリント・洗浄・焼結すべてのプロセスをパーツの向きを同じにして行うことが望ましいです。プリント時、金属パーツがラフトやサポート上にプリントされることで反りを防ぎ、焼結時に通常想定内の収縮になります。

ただし、ボウル状のパーツの場合は、洗浄時に上下逆さまにした方が好ましいです。その方が溶剤がパーツに浸透し、洗浄時間が短縮されます。

詳細は、Metal Xデザインガイドでも説明しています。

Metal X parts

パーツのL x W x Hの最大サイズは?

Metal Xにおいて、パーツは最大250 x 220 x 200 mmまでプリントできます。ただし、パーツは焼結時に収縮するため、Eigerが自動で考慮して少し大きめにプリントします。

なお、Sinter-1に収まる最大サイズは約235 mm x 68.3 mm x 69.3 mmです。

 

Eigerは洗浄時間の予測を表示しますか?

はい、Eigerが正確な洗浄・焼結時間を教えてくれます。

 

複数のパーツを焼結炉に入れてもいいですか?

はい、同じ材料でできたパーツであれば、複数を焼結炉に入れることが出来ます。

ただし、重ねたりぴったり詰めたりすると、パーツがお互いに溶けてしまうので気をつけてください。

Markforged Metal X H-13 Tool Steel

Metal Xでプリントしたパーツの強度は?

材料によって強度が異なります。現在、Metal Xのフィラメントは17-4 PH(SUS 630)ステンレス鋼およびH-13(SKD61)工具鋼がリリース済みです。

強度など材料の詳細は、日本語版データシートをご用意しておりますので、DDDJapan.comまでお気軽にお問い合わせください

 

出典元:https://markforged.com/blog/metal-3d-printing/

 

もっと学びたい方は・・・

金属3Dプリンティングによって、製造業が変わることは間違いありません。

興味のある方、もっとMetal Xについて学びたい方は、下記スライドでもご紹介していますのでご覧ください。

または、DDDJapan.comまでお気軽にお問い合わせください

 

 

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